「商品」と「住まい」のズレ
後悔先に立たず分譲マンションは商品として企画され、建築され、販売されます。デベロッパーや設計者にとつては即日完売こそ勲章であり、売れる商品をつくることが唯一無二の目的です。良い住まいをつくることは最初から眼中にありません。また、購入する人のほとんども、商品としての住戸部分と立地条件だけに目が向いています。もともと売れる商品として企画されているだけですから、そこで暮らし始めると住民はさまざまな暮らしにくさに気づくことになります。さらに管理組合活動に少し踏み込んでみて、初めて分譲マンションが「住まい」としてつくられていないことに気づき、自分の眼力のなさを嘆くことになります。後悔先に立たず、です。